あたか農園だより
No.185
2017.2.28
 収穫追い込み中
 直売所などで買っていただいている我が家の人参ですが、実は収穫の大半はジュースの原料として出荷しています。 
 直売のキャッチフレーズ「あま~い人参」のとおり、ジュースになるにしても、その糖度が重視されて、契約でこの品種が指定されています。

   

 農協のこの缶ジュースを直売所などでご覧になったこともあるかと思いますが、農協ブランドで販売だけでなく、大手飲料メーカーの人参ジュースの原料供給もしていると聞いています。もし、飲まれた人参ジュースの数パーセントは我が家の人参が入っているかも・・・。

ただ、ジュース工場の都合で、毎年、2月末か3月始めが出荷締め切りになっています。というわけで、最後の収穫追い込み中です。
 工場でそのまま搾れる様に、葉の付け根や腐れなどその部分は落としますが、どんな規格外でも買ってくれるので畑で廃棄する人参はありません。単価はあまり高くありませんが、今年のように規格外の多い年は助かります。
 フレコンというメッシュの袋に500kg入れて出荷します。

  
 手抜き工事
 普通、稲を育てる時は田んぼに水を溜め。畔の排水口から抜きます。ところが、昨年、田んぼの3メートルくらい入った中から水が抜けるという事が起きました。
 稲刈りが終わったので、先日そこを掘り返してみたら、何と!区画整理する前にあったと思われる土管がそのまま埋めてありました。浅いところは20cmほど、耕す時によく当たらなかったものです。おまけに土管の端には肥料袋が詰め込んであり、その隙間から水が抜けていたと思われます。
 多分、区画整理した時に撤去するのが面倒でそのまま埋めたのでしょう。
こんな悪質な業者に鉄槌をくだしたいものですが、もう20年近く昔のことで時効かぁ~(-_-;)
次の便り
前の便り
便り一覧