あたか農園だより
No.253
2022.10.20
 
 
 毎年秋の定置風景。同じようでも年によって微妙に違う。葉物野菜の収穫は例年より少し進んでいる。
 今年は夏から記録的な少雨傾向がいまだに続く。日照時間が多いので生育は順調だが乾燥は続くので潅水は欠かせない。スプリンクラーを2時間回しても一週間後畑はからから。管理機での溝上げも潅水後でなければ硬くてうまくいかない。先日の雨も県南はまとまった雨になったようだが、芦屋町は避けて行ったよう(-_-;)。

 赤しその種だけ台風被害
 930ヘクトパスカルで直撃、経験したことのないような被害に最大級の警戒をと、脅しに脅しまくられた台風14号は、米も野菜も思ったより被害が無くてホッとしたのですが、赤しその種だけは東からの暴風で影響が大きかった(>_<)。
 種用に残した茎を刈り取り、シートに広げて乾かし、水分が抜けたところで枝をたたいて種を落とすのだが刈り取る前から穂が全く無い茎が半分以上。去年も不作だったので今年こそ2年分取るつもりと意気込んでいたのだが来年分さえ確保できるかどうか。

 でも、足りないからといって買ってくるわけにもいかない。50年以上自家採取を繰り返し、あたか農園独自の種に進化しそれがお客様の評価につながっていると思うから。どうしても足りなければ欠株覚悟で薄~く蒔くしかないか(-_-;)。
 
 
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