あたか農園だより
No.271
2024.4.25
 貧すれば鈍する?
 先月お知らせしたホウレンソウの根傷み。その時は次に蒔いた若いホウレンソウでなんとか繋ぐことが出来たが、その後の雨でいよいよ出荷が途切れることになってしまった。前もって予約いただいた僅かな注文を収穫してみたものの緑と黄いろのグラデーション。普通なら当然取り除く葉っぱもこれくらいいいか?となりそうなのが怖い。それでも厳選したつもりだがなにせ「限りなく黄色に近い緑」。クレームは覚悟の納品(-_-;)





 
 赤しそ間引き始まる 
 ここ数日の陽気で赤しそもずいぶん大きくなりました。
 ただ、大きくなるのは赤しそだけではなく、雑草もそれ以上に成長してくる。
間引きをしながら雑草も抜く、いわば今流行りの二刀流。だがこちらは成長が進めば進むほど作業は時間が掛かる困った二刀流。






 見えない筍を掘る

 頭が出た筍を掘るのでは手遅れ、芽がまだ土に隠れている筍を掘ればエグミの少ない柔らかい筍が味わえる。それを探すのは経験と勘!筍掘りの醍醐味でもある。

  

 この筍掘りもさらに重労働!ただ土だけの所を掘るなら楽勝だが、竹林は当然竹の根が網の目のように縦横に張っている。ゆっくり掘ろうと思って始めるがつい力が入って腕も腰もガクガク、老体には堪える。思い返せば母が70歳過ぎに曲がった腰でも一人で筍を掘っていた。母は強し!
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