田んぼに水が無いとタニシはあまり動かず稲も食べませんが、水が多いとよく動いて稲を食べてしまいます。でも稲は水稲というくらいで、水が欠かせない、そこが悩ましいところで、乾かない程度我慢しては水を入れ、すぐに落とす、という微妙な水管理を繰り返します。
それでも、右のようなところが出来てしまいます。この元気なジャンボタニシを飼い馴らすのは、特に今年は容易ではないようです。
この冬も雨が多くて初めて田んぼを耕さないまま春になってしまいました。
そのせいか今年は田植えの時から大きなジャンボタニシがウヨウヨ。ちょっと見にくいですが、真ん中の苗についている赤いモノはジャンボタニシの卵です。夜の間に上って産み付けているようです。卵だけならそのうち落ちるので問題ないのですが、産み付けるより食べられ方が多くて・・(>_<)
今年のジャンボタニシは元気過ぎ?
7日から収穫を始めましたが、出荷量は雀の涙ほど(-_-;)
生育の悪いところは写真のようにまだ地肌が見えています。
3月から5月にかけて低温多雨もこたえましたが、4月にふいた風速25メートルといわれた台風並みの強風。巻き上げられた砂が軟らかい葉っぱを傷めて、ひどいものは枯れてしまい、生き残ったものでも生育が止まって、後から蒔いたものに追い越されてこのような状態です。
6月に入って気温が上がり少し大きくなってきましたが、梅あっての季節商品だけに、25日過ぎのクリスマスケーキという心配も・・・。
★出荷は始まりましたが・・・
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No57
2006.6.13