あたか農園だより
No.208
2019.1.27
 学校給食
 今、人参の最盛期です。直売所で皆さんへお届する他に、ジュースの原料として出荷やスーパー、レストラン等、販売先も近年徐々に増えてきましたが、その中の一つに学校給食があります。
 出来るだけ地元の野菜を子供たちへ、を合言葉に郡内の小中学校から上がった注文を農協が窓口になり、発注、集荷、配送を受け持ってくれています。
 配送先ごとに小分けしたりで少し手間はかかりますが、地元の子供たちが地元の農産物に関心を持つキッカケになると思えば農家にとってもやりがいのある取り組みだと思います。特に、芦屋町では、給食の時間に「今日のキャベツは本田さんが作られました。とか、「今日のネギは田屋の重岡さんが作られました。・・・など」校内放送が必ず入ります。
 町で、「昨日、安高さんの人参を給食で食べました。美味しかったですよ。」などと子供たちから聞いたりすると本当に嬉しくなります。
 

 
勿体無い話
 ほんの僅かしか減っていないの使えなくなる、というものが世の中にはいくつかありますね。タイヤなんかそうですね。スリップサインが出るとハイ交換。全体量から見ると一割も使ってるでしょうか?本当に勿体無い、何とかならないものかとつい思ってしまいます。
 農業界なら、田畑を耕す時に使うトラクターのロータリーの爪がそれ。
土の中で高速で回っていますから、当然減ります。それもよく土が混ざるように曲がっている先から減っていきます。そこが減ると土の返りが悪くなるので、ハイ交換。
しかも芦屋の土は砂土。ヤスリを掛けているようなもので、減り様がハンパありません。
資源を大切にという時代、何とかならないものかと悩める農夫の嘆きでした。


 
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