あたか農園だより
No.223
2020.4.25
 野菜生育の敵
 先月の便りでお知らせした同じ畑のホウレンソウを出荷中ですが、所々葉がギザギザになっています。ヒヨドリによる食害です。鷹カイトなど防鳥グッズを設置したものの効果があるかどうか(~_~;)。今年は例年になく鳥の被害が多く、キャベツ等メッシュ状態のようです。
 考えてみれば、作物の成長を阻むものは鳥獣や害虫、大雨、暴風などいろいろありますが、なかでも厄介なのは病気。何しろ最初は目に見えませんから。
 だから、人間にとっても戦争や災害も困りますが、本当に深刻なのは目に見えない病気なのかもしれません。
その病気のなかでも今回の新型コロナウィルスは人類が遭遇したことのない深刻な脅威。厳しく長いそして悲惨な戦いを覚悟しなければならないのだろうか。


  
 赤しそ順調2
 1ヶ月前は豆粒ほどで、どれが赤しそ?というくらいに小さかった赤しそ。やっと虫眼鏡で見なくても見えるくらいになりました。
 同じ期間でも次の1ヶ月では収穫直前くらいになっているはずですから気温もそれだけ上がってくるということでしょう。(上がらなければ大変)
 
  時々造園業   
 つくづく農家は何でも屋だと思います。先月は土木屋さん。今月は植木屋さんで剪定作業。畑の周りの垣根が伸びて電線(畑の排水用ポンプへの引き込み電線)に当たっているので切ったほうがいいと九電さんに言われました。
 選定作業自体も大変ですが、もっと大変なのは剪定枝の搬出、焼却。これを考えると気が重くなります。農家は畑の栽培作業だけではないこんな周辺作業がムチャクチャ多いこともご理解いただきたいと思います。

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