No.24
2003.9.18
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梅雨夏でどうなることかと思っていたら、ここにきて残暑が戻り、秋冬野菜の蒔き付けも出来るようになりました。例年からみると一週間から十日遅れで、生育には不安が残るところですが、今後の気候に期待したいところです。
それにしてもこの前の台風は影響が少なく救われました。今度の15号も南に逸れてくれたし、これで直撃されたらトドメを刺されるところでした。
なんとか蒔き付け
8月23日に蒔いた金時人参。そろそろ間引き作業が始まります。
何も植わってないように見えますが、キャベツを植えた直後です。今は田植えのように移植機で植えるようになりました。
9月19日、20日、21日と三日かけて稲刈りが終りました。例年だと二日で終るはずが、途中で雨に降られ度々中断。悪条件続きの今年の稲作を象徴した最後でした。
収量は、まだ籾の状態ではっきり分りませんが、刈っていてもコンバインのタンクがなかなか満杯にならない。後ろから漏れているのではないかと何度も見返すくらいです。すると、やはり落ちている。よく見ると実の入りが悪い籾ばかり、イモチ病や文枯れ病の被害の深刻さを実感!今年のような天候の年は、農薬散布も必要だったかも?
何年米作りしても思うようにはいきません。自然の力の前に人間は無力だなぁーと感じるのはこういう時です。百姓やってると自然に対する畏敬の念を忘れずにすみます。
それでも、今年は今年、来年こそはと、気持ちを切り替えて悔やまないのが百姓のしたたかなところでしょうか。