No.23
2003.8.15
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まるで梅雨
なんという気候でしょう!
来る日も来る日も雨ばかり。同じ雨でもバケツをひっくり返したような極端な降り方が度々。畑なのに田植えが出来そうです。流された畑の土を重機で戻しては流され、また戻しては流され、いたちごっこです。
赤しそが終って7月の後半から畑が乾かず、作業がまったくできていません。昨年の今頃は、秋冬野菜の蒔き付け準備は終っていたのに、このままだと蒔き付けは、いつになるやら・・・。ストレスが溜まります。
現在、唯一生育中の作物は米ですが、これもはかばかしくありません。冷害が伝えられている東北ほどではないでしょうが、低温多湿で多発するイモチ病や害虫の発生が例年になく多く見られます。昔なら迷わず農薬散布するレベルで、先日の講習会でもすぐ散布したほうがいいと言われていました。たしかにイモチ病は深刻で穂首に発症するとその穂は全滅で大減収につながる危険があります。このまま雨天が続けばその心配が現実となる可能性もありますが、葉や茎を強くして収量は少なくても病害虫に強い栽培を心掛けていることに望みを託して散布せずに頑張ってみようと思っています。
ただ、ジャンボタニシ除草は、なかなか完成といきません。今年も田んぼによっては部分的に稲が見えないくらいに草に覆われ局部的に除草剤を散布せざる得ませんでした。でも、上手くいった田んぼは、見事なくらい草が無くなっているので可能性はある除草法だという気はします。来年もめげずに挑戦です。