あたか農園だより
No.269
2024.2.25
 この冬は気温も極端
 一番早く種を蒔いた赤しそでも例年なら3月初めになってやっと芽を出しているが、今年は2月の20日過ぎでこの状態。黒い筋のように見えるのが赤しそです。
 発芽が早まるのはいいが、3月の初め頃極端に冷え込み、遅霜が下りることがある。氷点下まで下がる遅霜で発芽したばかりの赤しそが枯れてしまったことが何度かある。 畑全体に覆いを掛けるわけにもいかず、冷え込まないよう祈るしかない。




 リカバリー用に仕立てた苗も同じく成長は早いようだ。
 今すぐにでもポットセルに植えることが出来そう。こちらはビニールハウスなので遅霜は心配しなくてよいが、あまり早いと今度は収穫時梅とのタイミングがずれる心配も。次から次へと悩みの種は尽きない。

 春はすぐそこ 
 まだまだ寒い日も多いが、風も収まり少し日差しがあると畑の脇に自生する菜の花に蜂たちが蜜を求めてやってくる。人間でも近くに寄れば蜜の香りが漂うから蜂たちならなおのことだろう。こんな穏やかな春の兆しはなんとなく心も温かくなる。


 
 
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