あたか農園だより
No.274
2024.7.23
 青シソ?
 今までにないくらいの販売不振の今年の赤しそもあと一週間くらいで終了。
この時期になると葉の色が緑ぽっくなってくる。梅雨の雨の多い間はいいが、今年も梅雨明け間近の35℃超えでうだるような日が続くと目立つようになる。お客様から、不良品ではないか!使っても大丈夫?といったクレームも増えてくる。


  

 でも、上の写真の葉っぱを裏返せばご覧のように葉の裏側は綺麗な紫色

  
 
 我が家でも確認のためもあって毎年作ってみますが、赤しそジュースや梅干しも6月頃の赤しそと変わらぬ仕上がりで綺麗な色が出ています。もうすぐ終了ではありますが、最後にお買い上げいただいても安心してお使いいただけます。
 いずれにしても今年の赤しそは完敗、こういう時百姓の口癖が「来年こそは。」でもこのポジティブシンキングが百姓のしたたかさを支えている。
 稲の間の草刈り 
 除草剤を使わずにジャンボタニシに雑草を食べてもらう。この栽培方法を始めて20年、この間除草剤は全く使っていない。ただ、ジャンボタニシも気まぐれで食べきれない箇所が毎年少し残ってしまう。そこは手で取るしかないが、例年より草も多いうえにこの暑さ、まったくやる気が起きない。
 そこで何か良い方法は無いかと苦し紛れのネット検索。あった、あった!「すいすい合鴨除草機」。アマゾン、何でもあるなあー。
 口コミでは賛否拮抗、「草が詰まってまったく使い物にならない」、「結構使える」など。 何としても草を手で取りたくない気持ち優先。えーぃ!ままよ、とポチッ。
 草刈り機の刃の部分に取り付ける特殊刃とカバー。使ってみた。意外と使える(^_^)/。
 稲を追い越してビッシリのヒエ。完全ではないが条間が見えるようになった。
少々コツはいるし、残ったのはさすがに手で取らないといけないが、最初から手で取ると思えばね。草で悩める米農家さんいかが?
 こうなる前に何とかせーや!の声が聞こえてきそう。ごもっとも(-_-;)

 


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