あたか農園だより
No.275
2024.8.26
 野菜も夏バテ(-_-;)
 例年ならそろそろ小松菜や水菜がお届けできる時期ですが、この激猛暑で蒔いても枯れたり生えなかったりでここ一ヶ月くらい出荷が途絶えています。。もう少しするとまず小松菜がお届けできそうですが、強烈な日差しでなんとなく夏バテ状態、収穫出来る時まで生きてるかなあ~(-_-;)。



最悪の時期に最悪のコース

 台風10号が3日後くらいに最接近らしい。当初の予想からずいぶん西に逸れている。でも、直撃ではないだろうと思われるかもしれないが、このコースが最悪。反時計回りの風が吹く台風が東側を通ると芦屋町では玄界灘からの潮風に生えたばかりの人参などはいとも簡単に枯れてしまう。全滅して途方に暮れたことが何度あったことか。


      ウェザーニュース、3本の予報線より)



 だからと言って畑を屋根で覆うわけにもいかず、通り過ぎるのを待てば時期を逃す。
少しでも被害が無いことを願いながらただ黙々と日々やるべき作業をやるしかないのがお天道様の恵みをいただく農家の宿命でもあり、したたかさでもある。
 そういうことで今日も次の人参種まき準備。
農業も50年前に比べればかなり機械化した。田植えも稲刈りも手作業は無い。
それでも稲に比べて野菜はまだまだ人の手作業が必要だ。赤紫蘇やホウレンソウの収穫もそうだが、種も蒔く前の畝立てはトラクタが行うも潅水用のパイプのところは鍬で畝を整える。この畝小口という鍬作業はこの酷暑下では拷問に等しい(>_<)
今流行りのAIとかで何とかなりそうな気もするが、人がますます体を使わなくなるのもそれはそれで問題か(^^;)。

   
次の便り
前の便り
便り一覧