No.6
2002.3.28
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情報発信
春ほうれんそうの出荷中です。新聞でも取上げてありましたが、
平成が始まって以来の野菜の大暴落。ほうれんそうも例外ではあり
ません。
価格は安いが品質は最高。軟らかく、みずみずしくて見るからに
美味しそうです。
何より無農薬。一度も農薬を散布していません。だからと言って
特別なことでもなんでもなくて、我が家のほうれんそうに限らず、
ほとんどの農家は、この時期のほうれんそうには農薬を使いません。
使う必要が無いからです。だから今お店に並んでいるほうれんそう
は、無農薬と思って間違いありません。
これが梅雨から秋のはじめになると話は違ってきますが、消費者の
方と話すと、農家にとっては当り前のこういうことを意外とご存知な
いんですね。
それは、消費者が悪いのではなく、いかに生産者の情報発信が足り
ないかということでしょう。
自然を相手の農家は、もともと自己PRは苦手ですが、そういう
ことも流通や加工業者による偽装表示のような問題を引き起こす土壌
になっているのかもしれない。