あたか農園だより
No.121
2011.10.28
 秋の畑風景
 
 毎年同じ風景をご紹介していますが、この時期の畑が一番好きです。
右から、小松菜、わさび菜、水菜。その次が今収穫中の同じ三品目で、その奥に人参と、それぞれが次々に育って大地が緑に輝く様は、自分で育てている思い入れがあるからかもしれませんが、何度見ても見飽きません。よかったら見に来ませんか?

 ただ、順調に育てばいいのですが、 大雨に弱いホウレンソウは今年も2度の大雨に打たれて根が傷み、ご覧のように一部黄色くなってしまいました。本来なら奥のように青々としていなければいけないのですが、こうなると商品にはなりません。
 残ったホウレンソウも出荷の作業には手間が掛かり、減収と合わせてどうしてもコストがかかります。けっして暴利をむさぼっているわけではなく、むしろその逆なのが現状で、昨年より高値で販売していましたが、そういうところもご理解いただきたいと思います。


 ヨーロッパに行ってきました
 海外嫌いの妻を説き伏せて、初めて夫婦でヨーロッパを訪れてきました。
  ドイツ、ロマンティック街道からスイスアルプス、ユングフラウヨッホ。ジュネーブからフランスの新幹線TGVでパリへ。パリ観光とモンサンミッシェルとめぐるツアーでした。
 慣れない時差と長時間の機内にはちょっと悩まされましたが、天気に恵まれて、思い出に残る楽しい旅が出来ました。










 車窓からは、日本の何百倍かとも思われる広々と広がる農地が印象的で、超大型トラクタで小麦の種まきと思われる場面もあり、さすが農業国フランスだなと感心していましたが、ガイドさんによると、東欧の途上国から安い農産物が流れ込んできており農業経営は苦しく、後継者も少なくなっているとのこと。政府に補助金が無ければやっていけないと訴えているそうです。まるでどこかの国の様な・・・。

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