あたか農園だより
No.124
2012.1.28
人参の収穫中 
    今年も人参のシーズンです。
 昨年の天候不順が響いて今年の人参は少し小粒です。でも、甘みは変わらず美味しい人参が出来ました。
 人参ジュースの原料として出荷するのと合わせて、青果として直売所でも販売しています。この缶を見つけたら、我が家の人参が数パーセントは間違いなく入っていると思って下さい。また、レストラン「
ぶどうの樹」の料理にも使われています。
 青果も、ジュースも農協の直売所「
やさい畑」で販売しています。他に青果としては黒崎井筒屋や岡垣の直売所{やっぱぁ岡垣」でも販売しています。
 人参の甘さを体感してください。
 循環型農業
 我が家の野菜を使ってもらっているレストラン「ぶどうの樹」は、地元の食材にこだわった料理で知られていますが、地元食材の利用だけではなく、その料理の残菜で堆肥も作っています。
 「ぶどうの樹」では、その堆肥で野菜を育ててもらい、その野菜を「ぶどうの樹」で料理に使う、まさに地域循環の輪を作りたいということでした。
 さっそく、我が家でもその堆肥を使ってホウレンソウの栽培をしてみることにしました。

  

 普段我が家で使っている堆肥より細かい粉で、匂いも無く一見残菜には見えない完熟堆肥そのものです。ひと畝半くらいに約20kg位を手で均一に散布し、よく鋤き込んで、ホウレンソウの種を蒔きました。収穫は3月の終わりか4月初めくらいでしょうか。今からその時が楽しみです。
 始めたばかりなので小さな一歩ですが、これがうまくいけば、地域でその輪を大きく広げることも夢ではないかもしれません。

 なにより、地域のそれぞれの力をもっと生かそう、という考え方がいいですねぇ。こういう事に率先して取り組む「ぶどうの樹」さんに感謝です。
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