あたか農園だより
No.129
2012.6.24
 ジャンボタニシとの付き合い方
 
 田植えから約3週間を過ぎ、稲も少し大きくなってきました。
 これくらいになると、ジャンボタニシの被害も少なくなってくるのですが、今年は例年になくジャンボ君が元気です。左の写真のように数も多く、右の写真のように苗に登っていって葉っぱを食べています。通常ならこの頃から水を入れて雑草を食べてもらうのですが、稲まで食べられるとちょっと困ります。もう少し水を落として、ジッとしていてもらおうかな。そうすると今度は雑草が蔓延るし、例年のことですが、ジャンボ君との付き合い方悩まされます。
 地元応援型スーパーマーケット開店
 芦屋町の中心に長年遊休地として駐車場くらいにしか使っていなかった町有地にスーパーマーケットが5月11日に開店しました。
 このスーパーの誘致には、町有地に町が建物を建てて貸すことから、一部の業者だけを優遇しているのではないかと批判の声もあります。そうでなくても芦屋町の立地条件などを考えると、その採算は厳しいものがあるだろうなと想像されます。
 そこで、このスーパーも地元産品に力を入れて地域に貢献したいと、農家や漁師に呼び掛けて、出品を依頼してきました。
 それに応えて開店の日から野菜を出荷しています。今のところ販売量は僅かで手間ばかり掛かるといえばそうなのですが、自分が育てた野菜をまず地元の人に食べてもらいたいという思いもあります。
 よく考えれば、芦屋町には新鮮な野菜を作る農家もいれば、活きのいい魚をとってくる漁師もいますが、町を素通りして小倉や博多の市場に出荷して、その市場に町のお店屋さんが仕入れに行くという変な流通になっています。地元の物を地元の人へというごく当たり前なこういう試みを初めてしてみようというスーパーを応援したいと思います。
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