あたか農園だより
No.138
2013.3.21
 リベンジなるか
 今月の初め頃に芽を出した赤しそですが、まだ寒い日もあるこの頃、2週間経ってもまだ米粒くらいの大きさです。
 これくらいの時が一番か弱くて、遅霜や強風などに会うと傷んだり、ひどい時には枯れてしまうこともあります。先日も畑が真っ白になるような大霜の日があり、心配しましたが、今回は何とか影響を受けなくて済んだようです。
 でも、春は春一番など時折突風が吹きやすく、まだまだ気が休まりません。
 それに、これから7月中旬まで、生育期間の長い作物なので雑草が次から次へと生えてきます。
 除草剤は使いませんから、すべて手取りの人海戦術。中ほどに見えている緑色に少し広がって見えるのは雑草のハコベです。この畑にも何度か草取りに入ることになりそうです。

 このように手を掛け気を掛けた赤しそですから昨年の二の舞にはなりたくないものです。
 アルカイダではありません
 
 このままコンビニでも行こうものなら大変な騒ぎになりそうですが、けっして強盗でもテロリストでもありません。
 銃はモデルガンみたいなもので弾はBB弾。有害鳥対策で役場が貸し出しているものです。マスクは黄砂とPM2,5対策。この日はかなり飛来して来た日で、霞んでいました。
 今年はヒヨドリの被害がひどくて、写真は分かりにくいと思いますが、先がギザギザした葉はすべてヒヨドリに食べられた葉っぱです。これでは売り物にはなりません。
 これはたまらんと役場から借りてきたのですが、安全というだけあって鳥に当っても知らん顔して飛び去って行きました。

 今年は寒くて山に餌が少ないからという声も聞きます。自然の恵みは鳥と人間で分け合うしかないのかもしれません。
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