あたか農園だより
No.139
2013.4.24
 葉物野菜がにぎやかに
 冬場に弱いアブラナ科の葉物野菜が採れるようになってきました。
 左側の大きなのが今収穫中の小松菜です。その隣が次の小松菜と水菜、わさび菜と続きます。これより早く蒔くと収穫する前に芯が上がって花が咲いてしまいます。
 ちょうど一年前の4月の農園だよりを見てもらえば面白いと思います。同じ畑で同じ野菜ですが、左の小松菜は花盛り。
 年によってこんなにも違うということがお分かりになると思います。
 昨年は桜の開花が遅く、野菜の花は早いのに今年はその逆、毎度のことですが、自然というのは人智を超えて何とも不思議なものです。
 農業は段取りがいのち
 先月細い筋のように見えるか見えないほどの赤しそが小さいなりに少し赤しそらしくなってきました。
これからは気温もだんだん高くなることもあり、意外と成長が早く、ひと月ほどで収穫出来るようになると思います。

 今は間引き作業の真っただ中で、写真の赤シソは一番早く蒔いた赤しそなので間引きは終わって等間隔に一本残っていますが、2番手、三番手蒔きの赤しそがまだ今からなので、パートさんも増員してを頑張っていただいています。
 どの作業もそうですが、最適の時期に作業をするかしないかで、作業効率は全然違います。
 一時間で終わるところが、二時間、三時間と掛かってしまうこともめずらしくありません。
 農家は自然の中でのんびり仕事をしているように見えるかもしれませんが、段取りと人員配置など、それも天候の予測も絡めて刻一刻と判断を迫られ、意外と悩む毎日なのですよ。
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