あたか農園だより
No.140
2013.5.29
 いよいよ赤しそ出荷です
 まだ地肌が見えていますが、赤しそらしくなってきました。昨日28日から卸売市場へ出荷を始めました。
 収穫した感触では、今年も葉も大きく、香りもまずまずの良い品質の赤シソに仕上がっています。このくらいの大きさなので、まだ選んで収穫ですから出荷量もわずかですが、これから気温も上がってくると成長も早くなるので、6月に入ると収穫量もぐっと増えてくると思います。
 あとは、梅の出回り方次第。なにせ赤しそ独自では生きていけない因果な作物、昨年はヒドイ目に遇いましたから今年は何とか仇うちといきたいものです。
 さて、今年の米は?
 
 このところ雨が降らず、もしやカラ梅雨?と思っていたら気象台が梅雨入り宣言した途端にまとまった雨と、ぐずつき気味の空模様。 めずらしく雨の中の代掻きとなりました。
 代掻きをしていると必ずサギの群れが飛んできて周りに降りたちます。トラクタで掻き混ぜ、浮いてきた虫を狙っているようですが、大胆にも機械のすぐ前や後にも平気で虫を探しています。本能的にトラクタの動きを読んでいるのには驚かされます。
 さて、米作りは、昨年、一昨年と、わりと順調で収量もまずまずだったのですが、おかげさまで販売量が徐々に増えてきて、昨年も途中で直売所の販売を中止せざるえませんでした。今年はさらに早い段階で止めなければ、直接お届けしているお客様にご迷惑がかかる状態となりました。
 無農薬での米作りということもあり、急に面積を増やすことも難しく、これで台風などで不作となったらどうしようと、ちょっと早めの心配をしています。
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