あたか農園だより
No.144
2013.9.21
 手こずった稲刈り
 先月お伝えしたように、いもち病の発生で白穂が多かったうえに、大雨で倒れてしましました。
それでも、今のコンバインは優秀で、何とか刈れないわけではないのですが、スピードは遅く、地際すれすれに神経を使いながらゆっくりゆっくり刈らなければなりません。

 病気の上に倒伏で、さぞかし収量が少ないだろうと思っていたのですが、結果は意外で、昨年よりは多くはありませんでしたが、変わらないくらいには採れました。
 昔から、よく、米は倒れてナンボだ、という人がいましたが、それも当っているのかもしれません。病気で減収は確かにあったのでしょうが、それを補うくらいに実が充実して重いから倒れたのかもしれません。米つくりは奥が深いですねぇ。
 九月下旬くらいから新米をお届けできると思います。
 被害はさらにひどかった
  
 左は先月と同じ写真。この時でも畝の肩が流されガッカリしていたのですが、そのあとの台風15号の大雨で畝自体が無くなるような流され様。
 しかも、その後一週間雨が続き、蒔き直すことも出来ません。やっと、畑に入れるようになったのは9月の6日。通常8月中には蒔かないとちゃんとした人参に育ちません。
 悩んだ末に一部蒔き直しましたが、残しても悩み、蒔き直しても悩み。
 後は、収穫まで高温傾向で生育前進を願うのみです。
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