あたか農園だより
No.147
2013.12.31
地域のよりどころ 
 例によって、今月も月末間際の更新になってしまいました。
本当に、尻に火がつかないとやらない、そのルーズさに我ながら呆れていまいます。さすがに、新年にずれ込むわけにはいかないなあ〜と、重い腰を上げています。

 今日は大晦日、地元の氏神様「貴船神社」では、地域の人が出てきて、新年の準備がありました。
 幟も立てるのですが、柱はかなり大きくて、とても二人や三人では立てることが出来ません。十人くらい揃えて、なおかつ、ダンプカーに押させるという大掛かりなものです。
 もっと小さな幟にしたらという声もあったのですが、みんなが集まらないと出来ないというところが良いんだ。という声が大きくて、もう何十年も続いています。
 今は、こんな風に地域に人が力を合わせて何かをやりということが少なくなっているように思いますが、本当は大切なことではないかという気がします。


 
 霜降り?ホウレンソウ
 先日、直売所に追加のホウレンソウを出荷に行き、店頭で棚に並べていたら、そのホウレンソウを手にとっては選んでいるお客さんが何か悩んでいる。
そして、恐るおそる訊かれたのは、「この白い斑点は大丈夫なんでしょうか?」
 今年も訊かれてしまった。やはり消費者の方は心配になるんでしょうね。
昨年もちょうど今頃同じお尋ねをいただき、お知らせしていた農園だよりを以下にコピーしますのでご理解いただき、安心して召し上がっていただきたいと思います。

 昨年は寒締めホウレンソウと表現しましたが、肉に例えるなら霜降りでしょうか?

 「寒いとホウレンソウの葉に写真のような白い斑点が現れることがあります。 以前は、消費者から病気ではないか?とクレームをいただいたこともありました。
 偶然、今朝のNHKテレビ「朝いち」を見ていたら、この斑点の事を取り上げていました。 それによると、この斑点はシュウ酸が浮き出てきた印だということでした。シュウ酸はえぐみの成分なので、ホウレンソウがえぐみが無く美味しいと説明していました。
 さらに、気温が4度以下ではホウレンソウの成長が止まり、止まるとホウレンソウは体内に栄養を蓄えようとして甘みが増すそうです。」

 

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