あたか農園だより
No.154
2014.7.31
 ジャンボタニシは気まぐれ
 整然と並んでいる稲以外は雑草です。
 先月もご紹介しましたが、ジャンボタニシに食べられて無くなった所、逆に食べてくれないで草が残った所と、その両方が今年は多く、気まぐれジャンボタニシに悩まされています。
 結局、無くなった所はその分減収を覚悟しなければいけないし、右のように残った雑草は手で取るしかありません。
 その除草作業がこの猛暑、少々大変です。
地面は中干しが終わり固いので、歩き易くはあるのですが、そのぶん根が張って抜けにくく、鎌で根ごと切り取ることになります。
 稲はかなり伸びているので、かがむと葉先が顔に当たります。眼鏡は必需ですが、頬にチクチク。
 腰は痛いし汗は流れる。時折腰を伸ばすと立ち眩み、あれっ?熱中症?!
 命あってのものダネです。休み休みの作業となって、なかなか向こうまで行き着きません。夕食のビールが美味いのが唯一の救いでしょうか。(^-^;) 

 これで新しく借りた田んぼを除草剤を使ってなかったらどうなっていただろうかと考えるとぞーっとします。
 そういう事情で今年度産は、後半一部減農薬米になりますが、よろしくご理解をお願い致します。
 猛暑避難
 この暑さにたまりかねて、立山黒部アルペンルートと上高地に緊急避難してきました。
 幸い好天に恵まれ、立山連邦、北の剣岳まで北アルプスの絶景を存分に堪能できました。 空気は冷んやりとまるで別世界です。
 日本で一番標高の高いホテル「ホテル立山」からの星空は感動ものでした。
 
 夏休みだからでしょうか多くの観光客と登山客、それも高齢者。大きなリュックを担いだ70歳代もザラ。聞けばこれから立山縦走とのこと。
 昔は山に行っても若い人ばかりだった気がしますが、ここにも高齢化の波でしょうか。
 自分も高齢者の一人であることを忘れての感想でした。
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