あたか農園だより
No.158
2014.11.20
 人参収穫開始
 8月の長雨で種蒔きが9月にずれ込み心配していた人参ですが、9月、10月のほど良い天候で生育も追いついてきました。
 それでも、例年よりは少し小振りですが、選んで抜けばこのくらいの大きさには育ってくれました。
 種まきの遅れや適度な雨が幸いしたのかよく分かりませんが、品質は良く、割れ根や股根はほとんどありません。
 最盛期は年明けになりますが、少しづつなら収穫出来そうです。
直売所などで「
あま~い人参」を目印にお買い求めください。
 急きょ水道屋さん
 その人参の畑で水を掛けようとしたら、畑の真ん中で人参の間から水が噴き出てきました。
 多分、灌水の為に地中に埋設している配管の破損が原因だろうと思われるのですが、とにかく直すしかありません。
 でも、掘り上げるにしても人参の間からですから、重機の入るスペースの人参を抜いてしまわなければなりません。少し大きくなったとはいえ、まだ生育途中、勿体無いなあ、と思いつつもまずは収穫作業からになります。
 掘り上げてみると、地表面から1,2mにパイプが出てきました。その破損個所を見てアチャー!
 Tの字に枝分かれしているではありませんか!その根元がポッキリ。
 さらに面倒なことは直角Tの字ではなく、妙に曲がった変則Tの字。直角であれば既成の部品が使えるのですが、塩ビのパイプを熱くして曲げたりしなければなりません。 こんな配管、した記憶は無いぞ??
 よく考えれば、ここの配管は亡くなった父がやったのだった。かれこれ50年くらい前。そりゃー折れもするはずですよねぇ~。
 結局悪戦苦闘の2日がかり。
 みなさん、農家は農作物ばかり相手にしていると思っていませんか?
とんでもない誤解です。今回は水道屋さんですが、時には大工さん、電気屋さん、土建屋さん。少々の事は自分でやらないといけません。
それで、百姓っていうのかなあ?

次の便り
前の便り
便り一覧