あたか農園だより
No.160
2015.1.26
 中身で勝負
 葉物野菜の生育が遅れていて、出荷が少なくなっています。
 ここ一ヶ月くらい成長が止まったように見えます。
 たまに出荷出来るホウレンソウも写真のように短く、それでいて生育期間だけは掛けているのでゴツゴツして見かけもあまりよくありません。
 お客さんは、こんなホウレンソウを売るのかと呆れられいるかもしれません。
 畑から採り込んできても、枯れ葉を取り除いたりする作業に手間も掛かり、収穫するのをやめようかと思ったりもします。
 でも、このホウレンソウを我が家でも食べているのですが、これが意外と美味しいのです。湯搔くとやわらかく、しかも甘い。この時期いつも紹介はしていますが、冬の寒さに遇ったホウレンソウは身を守るために糖を蓄えるのだそうです。
 少々見かけは悪くても中身で勝負といきたいところですが、ややもするとイケメン、美人がモテる今の世の中、中身勝負はちょっと苦戦か・・・(-_-;)
 世代交代
 あたか農園は、今年から経営者が変わります。
 昔からの農家で個人事業ですから社長はいませんが、会社でいえば社長の交代です。長女の夫、松本健吾が代表者であたか農園を切り盛りすることになります。
 これまでも日々の作業の計画や指示はしていましたから、すぐに大きく変わることは無いと思いますが、若い感覚で新しい農業に意欲的に取り組んでくれることと思います。
 もちろん、これまで以上に安全で美味しい作物をお届けするという思いは同じで変わりませんから、二人で力を合わせその努力は今後も続けていきます。これからもご愛顧、ご鞭撻をよろしくお願い致します。
 
 当分、楽隠居というわけにはいきそうもありません。
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