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No.164 2015.5.17 |
米作り始動 |
![]() 五月初めに蒔いた種も今のところ順調に育っていますが、覆っていた布を剥いだら、もう一部ネズミにかじられていました。 6月初めの田植え、9月の稲刈りまで四ヶ月、病気に害虫、大雨台風など、まだまだこれからいろんな事があるかもしれません。 この時期でも、ネズミ対策はもとより、スズメが籾種を食べに来たりするので防鳥対策も欠かせません。 昨年のように、穂が出てから稲刈りまで一番実が充実する大事な時期に雨ばかりで、最後に泣かされたこともありますから刈り終わるまで安心はできません。 |
病害虫と農薬 ![]() |
我が家の野菜や米を買っていただいたお客様から苦情をいただくことがあります。 害虫や病気に関しての事も寄せられます。程度のひどい場合は、もちろん代わりの品をお届するようにしていますが、ご理解いただきたいこともあります。 我が家は、出来るだけ農薬や化学肥料を少なくした農産物をお届けしたいと考えています。そのこともあって福岡県のエコ農産物の認証を受けています。この制度は、慣行栽培の農薬や化学肥料の使用料を半分以下という細かい数値の制約が個別に決めてあり、サンプルの検査も行われています。ですから、害虫や病気が発生したからといって制限を超える農薬散布は出来ません。 さらに、制限内であっても、出来るだけ毒性の低い、健康に影響の少ない薬剤の使用を心掛けています。 たとえば、農薬の種類の中には、作物の中に浸透して、それを食べた害虫が死ぬ効果のあるものや、残留期間の長いものなどがあります。これらはそうでないものに比べて殺虫殺菌効果は高まります。もちろん、そうであっても厳しい安全基準はクリアーして人体に影響は無いようにはしてありますが、我が家は出来るだけ使いたくないと思っています。 そうでない農薬は、害虫や病気にもイマイチ効きがよくありません。農薬散布していても、バカにしたように平気で飛び回っていたりしますから・・・。 ですから、発生の多い時は、被害を受けた部分や時には小さな害虫の卵が残ったりすることが多くなります。 ![]() もちろん、出荷前には入念に被害部位は除去するようにしていますが、どうしても多少の被害を見落とすことがあります。 お買い上げいただいた作物がそうだったら、「こんな物を売ったりして!」とお怒りになるお気持ちは当然かと思いますが、ご家庭でよく洗っていただくなりして落としていただくと助かります。 そして、お手数ですが、その事を遠慮なくメールか電話でお知らせください。ひどい場合は必ずお取り換えさせていただきます。 出来ましたら、あたか農園はそういう考え方で栽培していることをご理解いただきまして、今後ともご愛顧いただきますようよろしくお願い申し上げます。 |
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