あたか農園だより
No.166
2015.7.21
お米がピンチ! 
 せっかく、ジャンボタニシ移住で除草剤を使わずに済んだと喜んでいたのですが、このところの雨と湿度で田んぼはイモチ病が激発。写真のように株全体が病気で枯れた悲惨な状態です。
 農協の技術者に見てもらったら、顔色が変わって、「安高さん、すぐ農薬を散布してください!」
 毎年、イモチ病は多少発生していますが、これほ激しい発生は初めての経験です。
 さすがに、農薬を散布するしかないかなぁ~、と思いつつも、ここで一度でも散布してしまえば無農薬では無くなってしまいます。
 でも、もし、収穫皆無になったら・・・・。
 悩みに悩みながら日にちが過ぎていきます。
 どれほどの減収になるのか、想像もつきません。
 こういう状況ですから、もしもの時は我が家も27年産は買って食べることになるかもしれません。
 長年ご愛顧いただいているお客様にご迷惑をお掛けするような事態ならないよう、今はただ祈るばかりです

今年もありがとうございました。 
 今年の赤しその販売も7月25日で終了します。
 今年も多くの方からご好評をいただきました。中には遠方からわざわざご来園下さった方もおられました。本当にありがとうございました。

 5月の末から7月25日まで約二ヶ月間、赤しそもその成長に合わせて多少変化しますが、常に最良の品質でお届出来るよう栽培管理しています。
 ですから、写真のように最後刈り取り鋤き込み直前でも最盛期と変わらぬ品質です。当然、刈り取りながら、勿体ないなぁ~と、毎回思いますが、お客様の信頼を裏切らないためには仕方のないことだと言い聞かせながらの作業になります。

 まあ、鋤き込めば有機質ですから、土作りにもなり、いっそ無駄にはなりません。

 この後は、ホウレンソウや小松菜、人参と、秋冬野菜の出番となっていきます。

 最初はお盆過ぎに小松菜をお届けできるようになると思います。
 
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