あたか農園だより
No.189
2017.6.28
 米作りピンチ!
 ジャンボタニシ除草法で無農薬米作りを始めてもう十年以上になります。
 そろそろ、栽培方法も確立してもいい頃と思いますが、今年の米作り、出足からピンチです!
 まず、苗作りから間違ったようです。例年苗作りの後半から肥料切れで黄色くなるので、今年は早めに追肥をしたら苗が伸びすぎて徒長苗になってしまいました。伸びすぎた苗は弱く、ジャンボタニシ対策で田植え後水を入れなかったら枯れかけてしましました。
 慌てて、水を入れたら今度はジャンボタニシに喰われ放題!長年積み上げてきたジャンボ除草法、勝利の方程式は最初からグシャグシャで、生育は悪いわ、あっちこっちマダラハゲのようになるわで、そんな田んぼに頭を抱えています。

 少しは、持ち直してきたような姿に僅かな期待をかけていますが、どうなることら。
 反省しきりの毎日です。(-_-;)

 
 今年の赤しそ
 今年の赤しそ収穫ももほぼ折り返し。今がピークといったところでしょうか。
 事前の市場の予想では、今年は梅の生育が遅れ気味で、生産量も少なそうだ、ということで心配していましたが、ここまでは収量も市況もまずまず。・・・とは言っても、史上最悪の昨年がひどすぎましたので、それと比較しても詮無い話ではありますが・・・。
 問題は後半!予想通り梅は少なそうなので、あとは皆さんに赤しそジュースを作っていただきたいですね。

 ご覧のように、今年の赤しそも大きな葉と抜群の香りは健在です。
 昔は、「ちりめん」という品種の出来るだけ葉っぱのちじれた赤しそが良いと言われましたが、青しその大葉のような、ちじれていない広い我が家の赤しその方が太陽の日差しをいっぱいに浴びている分、香りも色も良いはずだと私は信じています。


 梅雨が上がると、照り付ける日差しの真夏がやってきます。爽やかな赤しそジュースは、夏を乗り切るに持って来いの一杯だと思います。

 お店でお求めの際は、あたか農園のテープやあたかのしそのシールを目印に。

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