あたか農園だより
No.193
2017.10.24
 台風21号の猛威
 南海上を北東に向かい、関東への進路。福岡からはかなり離れているし、しかも、大荒れと言われた日曜日も午後3時頃までは、雨も降らず風も穏やか。すっかり、このままやり過ごせるのではと、ちょっと高をくくっていたら、それから夜半過ぎまで直撃並みの暴風雨!
 考えて見れば、超大型で進行速度も速い。ということは、接近時より通りすぎた後の方が風が強いのは当然だった。
 しかも、台風が東側を通るという最悪のパターン。風は北から西に回る。玄海灘からの潮風にさらされると作物にとっては致命的です。
 台風一過の朝、小松菜と水菜、人参の姿です。


 

 これでは売り物になりませんね。
 直後はこの状態ですが、潮の被害が深刻なのは変色した所がさらに多くなり、だんだん枯れていくことです。その程度はその時々で差があり、今の段階では判断は困難です。仮に、新しい葉が伸びてきて収穫できるようになるにしても、枯れたり傷んだ葉を除いたりするのにかなりの労力が掛かります。
 そういう訳でしばらくお届はかないませんが、ご理解をお願い致します。
 今年の砂像は凄い!
 出荷する野菜もなくなり、ちょっと時間が取れたので芦屋の海岸で行われている「あしや砂像展」に行ってきました。
 世界的にも著名な砂像彫刻家7名がその腕を競い合うだけあって、毎年その完成度の凄いこと!特に今年は、細かいところまで見事な表現力で圧倒されます。
青空によく合う砂像ですが、夜もライトアップで幻想的な世界が広がります。
いくつか紹介しますが、その素晴らしさはぜひ実物をご覧ください。

 
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