あたか農園だより
No.197
2018.2.28
 農家の社交場
 農協の直売所は、朝7時に出荷の受入れで扉が開きます。
 7時に来ればいいようなものですが、早い農家は6時半頃から来ています。そんな方たちが何人か集まって扉の前で世間話。お互いの野菜を見比べ、栽培の方法、土の作り方、肥料のやり方、果ては病気の話から年金、政治問題まで話が弾みます。農家にとっては有意義な情報交換の場であり、コミニュケーションの場、いわば農家の社交場です。


 

 その直売所を出て、次の直売所へ向かう頃、今は正面に日の出を拝めます。
 夜が明けるのがだんだん早くなってきました。そういえば、寒さも少し緩んできたか?まさかこのまま春ということはないでしょうが、季節は少しづつ進んでいるようです。
 足元から環境保全
 地元では十年以上前から、農地の周りを中心に草刈りや側溝の浚渫を、年3回行っています。農地から流れ出た土が多いので農家が中心ですが、地元では町のクリーンキャンペーンに合わせ、自治区と連携した取り組みにしています。
 嬉しいのは、非農家の方が何人も自発的に協力してくれるようになったことです。
 地域の繋がりや連携が薄くなったと言われる昨今、地元が誇れることのひとつだと思います。

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