No.21
2003.6.12
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あたか農園だより
☆ 梅あっての赤しそ
 今年の赤しそは、大苦戦しています。
 赤しその用途は、最近でこそ赤しそジュースも知られるようになりましたが、まだまだ、梅漬けがほとんど。ですから、梅が豊作で、値段が安いとシソは値段が高く、梅が不作で高いと、シソが安いという構図になっています。
 ところが今年は、その梅が極端に少ないとのこと。そういえば、我が家の梅もよく探さなければわからないほど実が生っていません。。おまけに、SARSで中国からの輸入も止まったとか。市場からも、今年は厳しいと宣告されてしまいました。日本の農家として農産物の輸入は、無いほうが良いのですが、ちょっと複雑な心境です。
ここが我慢のしどころか?
 左下の緑は、稲の葉です。ジャンボタニシに噛み切られた葉が吹き寄せられたものです。
 今年も、ジャンボタニシ除草に挑戦中ですが、水があると活動が活発でこのように被害が増えます。かといって、水を切ると稲が傷む。田んぼが均平でないと、一方はカラカラ、一方はジャンボに食われてツンツルテンという悲惨なことになります。
 水が少ないので、すでに草も目立ってきました。水を入れるべきか、干すべきか、田んぼを見回るたびに思案しています。しばらく悩ましい日々が続きそうです
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