あたか農園だより
No.226
2020.7.24
 桁外れの梅雨(>_<)!
  梅雨だからある程度雨が多くても仕方ないとは思いますが、今年は雨量も桁外れ、そのうえ止み間もほとんどない雨続き。こんな年もあまり記憶に無ありません。
 北部九州の豪雨被害とニュースで流されるので、関東などからお宅は大丈夫?とご心配をいただきますが、我が家は丘陵地で大きな崖も背負ってないのでそれほど大きな被害はありません。それでも、畑の低い所は冠水し赤しその下の方まで浸かってしまうことが何度も。



 その赤しそもほぼ終了。毎年のことですが、写真のようにまだ収穫できる状態のまま粉砕してしまいます。見た人からはもったいないと言われますが、最後まで高品質ままお客様にお届しようと考えていますのでやむをえません。

 
 お米への影響が心配
 この梅雨の被害、野菜は赤しそくらいでそれも終了間際で被害はあまりありませんが、心配なのはお米。
 日照が無く湿度が高いと病気の蔓延には最適。一番気になるのがイモチ病。似たような気象の数年に大発生し枯れかけた悪夢が頭をよぎります。すでに発生はしていますが、これがどこまで進むのか案じられます。
 こんな年は虫の被害も多く、一部枯れたり、葉を巻き込んでいるのはコブノメイガという害虫。

 いずれにしても9月の収穫まで幾多の困難が待ち構えていそうです(-_-;)



 稲も大きくなってきたのであまり目立たなくなってきましたが、橋の近く等に白っぽいジャンボタニシの被害跡。左上に一部見えるのは被害の激しい田んぼ。
     
 
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