あたか農園だより
No.236
2021.5.17
 赤しそいよいよ秒読み段階


 近くに寄ってみるとまだ地肌が見えますが遠目には一面の紫の畑になってきました。
このぶんであれば月末には収穫開始出来そうです\(^o^)/
 市場の話では今年は梅も豊作の予想だとか、コロナ感染の影響がどう出るか不安定要素ではありますが、順調なシーズンになるよう期待したいものです。
 無農薬の厳しさ


 自家用のキャベツ。多少虫に喰われて穴だらけでも出荷するわけで無いので農薬をまったく使わなかったらこの有様(>_<)。年によってはわずかな被害で済むこともあるのだけれど安定生産に農薬が欠かせない現実。作物によっては我が家の米のように無農薬で出来るものもあるがアブラナ科野菜などは特に厳しい。いくら無農薬でないとという消費者でもこれは買ってくれないでしょう。
 15年経っても進歩無し
 
自分の机の上が山のようになり、15年前に農園だよりで書いた「部屋の細道」を思い出した。何年経ても進歩なし、つくづく我ながら歳のとり甲斐がないなあ~(-_-;)。
 写真までそっくりだった!(>_<)


15年前の農園だよりから「部屋の細道
 私はキレイ好きなのです。
 家にはチリひとつ落ちてなくて窓はピカピカ、本棚も整然と並び、いつもキチンと整理されている机に向かう、そういう日々を過ごしたいと常々思っています。
 
そして、そういう時も確かにあるのです。あるにはあるのですが・・・。
 不思議なことに、いつの間にか机の上には書類が重なり、椅子の横は本や雑誌の山となっています。そのうち廊下や室内の端のほうに小さな綿ボコリが発生します。そのまま放置するとその綿ボコリは白く積み重なって、歩いているところだけがワックスを掛けたように光って見えるようになります。この光っている部分がだんだん狭くなって最後は曲がりくねった線の状態。机までの道のりはさしずめ奥の細道。たどり着くのも容易なことではなくなります。さすがにここまで来ると、これではイカンと一大決心をして掃除と整理をするのですが、それもつかの間、しばらくするとまた奥の細道状態。キレイ好きには許しがたい光景です。
 言われるまでもなく分かっているのです。こまめに掃除をすればいいのです。 ところがやらない。キレイ好きの掃除苦手というのは悲劇的です。
 
考えるに、この掃除苦手という性格はたぶんに母親から受け継いだもののようです。母はあまり掃除や片付けが得意ではないようでした。そういえば、幼い頃遊びに行った母の実家もあまり片付いてなくて雑然としていた記憶があります。そういう遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。
 でも、その母の実家はいつも人が気軽に集まってきてにぎやかに笑顔の絶えない家でもありました。掃除は苦手でも小さな事にこだわらないおおらかな人柄と家風が周りの人をひきつける魅力を持っていたのでしょう。
 
そうだ、部屋が片付いていなくても、多少ホコリがあってもいいのかもしれない。
などと、掃除苦手を居直ってみたものの、取り合え
ずこの机の書類の山は何とかせねばぁ~(~_~;)
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