あたか農園だより
No.240
2021.9.25
 ハラハラドキドキ


 先月まで長雨や台風にハラハラドキドキで愚痴ってばかりいましたが、雨による日照不足の影響もそれほどなく、史上初めて福岡県に上陸した台風も暴風圏が消え致命的な風に会わずに済みました。終わってみれば昨年よりは少し多い収量。ホッと胸をなでおろすことが出来ました。
 ニュースなどでも豊作傾向のように伝えられていますが、我が家は農薬をまったく使わない栽培(法律で「無農薬」という言葉は使えないらしい)。今年もジャンボタニシの食害や紋枯れ病などが多く、周辺の農家よりは収量は少ないようです。
 黒い斑点の被害粒は色彩選別機で取り除いてはいますが、どうしても取りきれない粒がたまに残ることがあります。もちろん害はありません。少しでも安全安心のお米をという思いをご理解いただければと思います。
 安高文書(あたかもんじょ)
 九州国立博物館と間違われそうですが、福岡県立「九州歴史資料館」というのが小郡市にあります。その施設で今「福岡県政150年」という企画展が行われています。



 私の祖父安高団兵衛の資料も展示していると連絡をいただき、行ってきました。
 廃藩置県の成り立ちから福岡県の歴史の変遷が分かりやすく展示されていました。
祖父の資料は3点。
①明治31年祖父の祖父が熊本税務管理局から個人として酒造免許を受けた文書。
②に昭和13年の防空手簿(手引きのようなもの?)
③三昭和初期県庁西別館の絵葉書
 その当時であれば、個人的な物や世間でよく見かけたありふれたものでも、時を経ればその時代を表す貴重な資料になりうるということでしょう。
 現在この資料館に収蔵していただいている祖父団兵衛の安髙文書は一万2千余点。、
 記録魔団兵衛の孫はどうなんだ?訊かないでください(-_-;)。


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