No.27
2003.12.19
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あたか農園だより
☆季節商品
 クリスマスのケーキが、クリスマスを過ぎたら売れないように、14日から収穫を始めた金時人参も正月過ぎたらほとんど値がつかない季節商品です。北九州市場では、最も高い評価をいただいていますが、期間限定でしかも年末に向かって出荷量を増やす。終了間際をピークに持っていくが残せない、という神経を使う作物です。赤しそも同様で、我が家は、なぜか季節商品が主力なのです。
病弱な亭主
 11月の下旬、いつものように仕事が終わり、一風呂浴びている時だった。シャンプーをしようと手を頭に当てた時、「あれっー?」肩がなんだか変?肩甲骨のところにズキン、とする痛み。そのうち肩全体から首筋までだんだん痛くなってきた。次の日はさらに痛みが強くなって車をバックするとき振り向けない。大変だ!これでは美人とすれ違っても振り向けない。借金で首が回らないとは聞くが、きっと野菜の暴落のしわ寄せが首に来たに違いない。
 整形外科医の診断は、「変形性頚椎症」。・・・借金性ではなかった。
説明によると、加齢によって頚椎の骨の角が出っ張ってきて神経に当たっているのだそうだ。「五十肩という奴ですか?」「貴方の場合は、ほら、この方向で痛みがあるでしょう。歳をとってきて起きる典型的な頚椎症です。」「どのくらいで治りますか?」「歳をとって骨が変形したのだから治りません。」
 歳をとって、歳をとって、てインフォームドコンセントもいいけど、あまり事実を突きつけられるのも・・・まだ若いつもり・・・
なんだけど。
 「重い物は持たないように言われたよ。」帰って妻に言ったら、「あの
重くて安い白菜の出荷、どうするの?」 「・・・・・。」 「まあ、私がするからいいけど、結婚する時床の間に座っていていいから、て言わなかった?」 「・・・・・。」(-_-;)
 パートさんにも「ご主人は、これからという時にけっこう腰とか風邪とかどうかありますね。」と言われてしまった。(あたってる。)
 一ヶ月近く過ぎて、ほとんど良くなったが、頼れる亭主の評価を回復するのは、容易でなさそう・・・。
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