No.33
2004.6.20
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あたか農園だより
 今年も、あたか農園の最農繁期に突入しています。
 日中いっぱいの収穫、結束、洗い作業後、深夜11時頃から箱詰め作業。卸売市場への輸送。小倉市場だと二時間くらい、福岡市場は三時間くらいかかり、帰宅は四時頃になる事も・・・。約一ヶ月間、睡眠時間も不足気味の日々が続きます。
 少々バテ気味ですが、今年も梅のいい色が出ました、と感謝の電話やメールを多くいただきました。ありがたい限りで、多忙感が充実感に変わる瞬間。農家冥利に尽きます。
 これからも、太陽の光をいっぱいに浴びた鮮やかな赤シソを届けられるように頑張ります。
農繁期
田んぼの不思議
  判らないといえば、写真のカブトエビ。体長1cm〜2cmの甲羅を背負ったような虫。これが異常に増えている田んぼがあります。それもひとつの田んぼだけ。田植えして一週間くらいから増え始め、気ぜわしく動き回って水を濁らせるので除草効果があると言われています。一ヶ月くらいするとなぜか居なくなってしまいます。ちょっと調べて見ましたが、その生態はよく判っていないようです。
たかが田んぼひとつでも分らない事が山のようにあるようです。

 今年はなぜかジャンボタニシが少ない。
 全く居ないわけではなく、多少食害もあるのですが、草を食べてしまってもらえるのはどうも無理。非常に残念でしたが、タニシの多いひとつの田んぼを除いてジャンボタニシ除草は断念せざるを得ませんでした。天候のせいか何かの要因はあるのでしょうが自然の奥深さは測りきれません。
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