No59
2006.8.17
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猛暑の中、秋冬作の準備(@_@;)
8月に入って連日の猛暑です。
それでも、秋冬野菜の蒔き付けに向けて畑の準備作業をしておかなくては間に合いません。肥料を撒いたり、耕したりと機械を使う作業が多いのですが、炎天下の作業はいつ熱中症になっても不思議はないくらいです。なにせ今年の暑さは家の中で昼寝をしていても熱中症で亡くなった人もいるくらいですからねぇ。この時期、怠け怠けするくらいでちょうど良いようです。
皮肉なもので、種蒔き頃にこの反動の雨が来たりするんですよね。(~_~;)
☆参加したシンポジウムが本に。
1月に福岡市で「日本の農業はどこまで進化するのか-その可能性を探る」というテーマで農業フォーラムが開催されました。
パネリストは三人。その一人の私はさておき、他の二人がスゴイのです。
○長田竜太氏 11ヘクタールの稲作農家であり、玄米胚芽から抽出したギャバを製品化し、様々な商品化に取組むた「ライスクリエイト」社の社長。
○杉山徑昌氏 半導体メーカーなどに勤め国際ビジネスで活躍しながらも50歳で就農、週休4日を実現し悠々自適の観光ぶどう園を経営。
どうです。この略歴だけでも興味が湧くでしょう?
さらに、コーディネータとして岡山大学農業経営学教授の小松泰信氏が切れ味のいい進行で四時間をよどみなく、かつ核心を捉えた中身の濃いフォーラムにしていただきました。
主催者で編者の半田正樹氏と小松泰信教授の熱意と努力でその内容をまとめられ、この8月出版されました。
フォーラムの末席を汚した私が言うのもなんですが、読みやすいしとにかく面白いですよ。原稿のチェックを頼まれた時も、ついチェックを忘れて読み進んだくらいですから・・・。
ちなみに、本には「農業界の逸材が集い・・」とありますが、フォーラム直後の西日本新聞には「異端農家ら語る」と書かれていました。私は普通の農家だ!と言い張っていたのですが・・・。
大学教育出版
半田正樹 編
定価 1,200円+税