No.65
2007. 2.27
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あたか農園だより
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パソコンの故障
 農園だより、今月の更新が遅くなってしまいました。
もう更新してるだろうと、何度か訪れた方もおられたと思います。すみませんでした。
 パソコンがトラブっていました。ちょっとした故障なのですが、カナヅチとペンチでトンカチやるわけにもいかず、修理に出して一週間、代替機がきたのはいいのですが、ホームページ作成ソフトが無くて更新作業が出来ませんでした。 
 ホームページの更新くらいだから大した事はありませんが、社会経済がインターネットに依存している現代、IT社会の危うさを感じました。
この冬野菜の大暴落
 野菜の安値が続いています。
それも半端な安さではありません。キャベツは10kgが100円というセリ値もついています。出荷容器のダンボール箱が80円。運賃が55円。それに出荷手数料、市場手数料などを合わせると150円くらいになります。つまり、一箱ごとにこちらが50円付けて出荷していることになります。
 タネ代、肥料代、栽培管理など手間と費用を掛けて一所懸命育てた野菜は少々のことは出荷して食べてもらいたいのは山々ですが、出荷するだけさらに赤字が膨らむのでは止む終えません。写真のように途中まで収穫したまま廃棄することしました。
 他の野菜も同じような状況で、市場もしばらくは回復は望めないと言っていました。
 それもこの春のような暖冬の影響だろうと思われます。
 我が家のキャベツでも本来なら3月に出荷する予定が1月から始まるくらいで、生育が進みすぎて市場に溢れているようです。
 年による多少の寒暖は想定して作付けしていますが、これほどまでに暖かいとは・・・・。
 「不都合な真実」という前副大統領のドキュメンタリーが注目を集めているということですが、こんな暖冬を体験すると、不気味な未来が急に現実味をおびて環境のこともっと考えなくっちゃ、とちょっと真剣になったりして。
人は尻に火がつかないと動き出さない動物かもしれません。
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