No.67
2007. 4.13
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あたか農園だより
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そろそろ田んぼの準備
 米作りには、4月植えの早期栽培、5月〜6月初め植えの中期栽培、6月下旬植えの後期(晩生)栽培と、時期によって三つの作り方があります。 
 あと一週間もすれば早期は田植えが始まりますが、我が家は中期栽培なので緑の田んぼを耕し始めたところです。
 ここ数年無農薬で栽培出来ていますので今年もジャンボタニシに協力してもらって何とか無農薬で収穫出来ればいいな、と思っています。
 でも、ジャンボタニシさんけっこう気まぐれだからなぁー(~_~;)
畑の改造工事
 傾斜が急な為、大雨のたびに土砂が流れ、大きな被害を受ける畑があります。
 昨年夏の便りで紹介した左の写真の畑で、この時は育ち始めた金時ニンジンがかなりの面積土砂で埋まったり流されたりしました。金時ニンジンのような作物は蒔き直しは出来ず、その被害を半年引きずらなければなりません。
 そのうえ、流れ出た土砂は道路にたい積し、通行者から苦情が入ります。
 この畑は昨年に限らず、年に一度はこういう事があり、ちょっと大きな雨が降るといつも気が気ではありません。
 
 そこで、思い切って傾斜を緩くする改造工事を行なうことにしました。
 多少の畑の整備は自分でやりますが、全面的な本格工事はさすがに専門の土木業者にお願いすることになります。
 1,200坪の土を動かし、低くなったり高くなったところは擁壁工事をして大雨で流れないようにしなければなりませんから、掛かる費用も多額になりますが、少しでも大雨の被害を受けないようにする為にはやむをえません。

 農地は農家の生産基盤ですから農家がその保全をするのは当たり前の事ですが、畑や田んぼは国土の一部でもあります。日本中の農家が日々農地を維持していることが国土を保全していることにもなっているのではないでしょうか?
これから、野菜を手にした時、そんな事もチラッと考えてもらえばうれしいな(^^)
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