No.70
2007. 7.18
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あたか農園だより
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※今年の赤しその販売は、18日をもって終了しました。ありがとうございました。
エコファーマー
 農薬や化学肥料を通常より大幅に減らした作物を栽培していると国や県が認める制度があります。
 国の制度がエコファーマー。県の制度が福岡県の場合、減農薬・減化学肥料認証。
 農薬や化学肥料についていちばん厳しいのは国の有機JAS制度ですが、これは厳しいうえに申請に多額の費用がかかります。それよりちょっとハードルを下げて費用も少なくて認定を受けられるようになっています。
 
 今までこういう制度に意味があるのかどうか疑問を持っていたので積極的に受けようとしませんでした。
 でも、「以前からほとんど申請の要件に近い栽培だし、あっても邪魔になるものでもないでしょう。」と言われ、それもそうかと申請することにしました。県の減減は認定証が届き、エコファーマーも手続きを終わり、認定証待ちというところです。
 
 だから何なの?と言われれば何ということはなく今までとほとんど変わりはないのですが、まあ、農薬と化学肥料を出来るだけ少なく栽培した作物だということを一人の農家の独りよがりの思い込みではなくて、行政が一般的な基準で認めましょうということでしょうか。
 受けるには受けましたが、こんな紙切れの数値に意味があるのではなく、大切なのは「こんな作物をつくっているこんな人間です。」と、モノより人間を理解してもらうその信頼だと考えてます。 これからもそういう思いを大切にしながら育て、お届けしたいと思っています。
福岡県減・減栽培認証のシール。(番号は無関係)
 直売所とかでご覧になったことがあるかもしれませんね。
 これも費用がかかるので常に付ける予定ではありません。
認証作物は、人参、ほうれんそう、小松菜、水菜です。
使い切る
 愛用していたコンパクトデジカメ、カシオのエクシリムがついに壊れてしまいました。
 主にホームページの写真用にと農作業中にもポケットに入れて持ち歩いているものだから落としたり泥だらけになったりで修理に出すことも度々。ついには本体の間に隙間が出来て動かなくなりました。
 保証もきかず修理代より新品買うほうが安くつくと冷たく言い放つ販売店の店員を後目に持ち帰り、隙間を押さえてガムテープを張ったら、なんと!動き出したではありませんか!
 その後ファインダーカバーも取れ、中の基板も見えながらも活躍すること半年。(なんだか中高年の姿に重なったりして・・・)
 でも、先日ついにどうやっても動かなくなりました。さすがにここまで来たらもう静かに休ませてやろうという気になります。(本当です!けっして最新機種がほしくなったからではありません。)

実によく活躍してくれたエクシリム君でした。m(__)m
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