あたか農園だより
No.83
2008.8.11
猛暑の夏は野菜も苦しい
 お盆を過ぎると収穫できるつもりの水菜と小松菜ですが、連日35度を越える猛暑日のなか野菜も青息吐息です。 
 きれいに揃って出芽はしたのですが、日中は畑も焼けるような熱さで、毎日水をあげるのですが、少し水の掛かりの悪いところは枯れてしまいます。 
 ところが皮肉なことに、こんな中でも雑草だけは元気で、どんどん大きくなってきます。朝早くから草取りをしていつも以上に手間隙をかけていますが、収穫できるまでに果たしてどのくらい生き残ってくれるのでしょうか。
猛暑の夏でもお米は元気!
 こんなに雨が降らない夏でも田んぼは困りません。
 我が家の田んぼのある地域は圃場整備といって、小さく不揃いだった田んぼの区画をやり直して、一つ一つの田んぼを大きく四角の形にする工事が行なわれています。
 そして、それぞれの田んぼには、このようにバルブを開けばいつでも水が出るようになっています。 
 今、ちょうど穂が出揃ったところで、稲にとっては一番水の欲しい頃ですが水不足の心配はありません。
 田んぼから田んぼへ重いポンプを運んだりしていた昔を思うと、今の田んぼの有り難さを感じます。

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