あたか農園だより
No.85
2008.10.24
畑が緑でおおわれる秋
 秋といえば山々が赤や黄色で鮮やかに染まるイメージですが、畑の秋は夏の終わりから秋の初めに蒔き付けた秋冬野菜が大きく育ってきて、それまで茶色い土が見えていたのが一面緑に覆われてきます。野菜にとっては秋というより、若々しい春のようなイメージがふさわしいのかもしれません。
 若い野菜がいっせいに育っていこうという勢いが伝わってくるようで、この季節の畑は見ていて飽きることがありません。特に今年は、台風の襲来も無く、好天に恵まれて生育はおおむね順調ですから、その緑がひときわ輝いて見えます。
 ただ、こういう年はどこもよく出来て豊作ですから、収穫頃は泣いているということもよくあり、ちょっと不安な秋の風景ではありますが・・・・(~_~;)
この季節、我が家の野菜
小松菜 水菜 ホウレンソウ わさび菜
 小松菜は、お浸し、お汁の具などが美味しいし、一夜漬けでもシャキシャキとした歯ごたえでなかなかいけます。
 水菜は、露地栽培の特徴で、瑞々しく軟らかくて苦味が少ないサラダ向き。もちろん、鍋にもOK!
 ホウレンソウはなんといっても葉物の定番、この秋、他の作物が豊作の中、唯一生育不良で出来が悪く、高値と品薄でご迷惑をお掛けしましたが、やっと回復してきました。これから冬に向かってだんだん味が乗ってきます。
 わさび菜は、ピリッとした辛味がサラダなどにもよく合い、最近人気が出てきました。我が家ではハムと一緒に挟んだサンドイッチが好評です。

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