あたか農園だより
No.86
2008.11.24
出荷が途絶えそう(>_<)
急に寒くなってきました。
我が家の柿も木枯しに葉も実も落とされて寒そうをです。
 写真の奥は小松菜、水菜、わさび菜があった畑ですが、ご覧のとおり今はパラパラ残るだけ。この後収穫するはずの葉物がどういうわけかどれもうまく発芽しなかったので、このまま行くと出荷が途切れることになりそうです。
 天候の影響をもろに受ける露地栽培では、いろいろな要因が重なったりして、順調に行かないことは珍しくありません。 
 部屋の細道
 私はキレイ好きなのです。
 家にはチリひとつ落ちてなくて窓はピカピカ、本棚も整然と並び、いつもキチンと整理されている机に向かう、そういう日々を過ごしたいと常々思っています。
 
そして、そういう時も確かにあるのです。あるにはあるのですが・・・。
 不思議なことに、いつの間にか机の上には書類が重なり、椅子の横は本や雑誌の山となっています。そのうち廊下や室内の端のほうに小さな綿ボコリが発生します。そのまま放置するとその綿ボコリは白く積み重なって、歩いているところだけがワックスを掛けたように光って見えるようになります。この光っている部分がだんだん狭くなって最後は曲がりくねった線の状態。机までの道のりはさしずめ奥の細道。たどり着くのも容易なことではなくなります。さすがにここまで来ると、これではイカンと一大決心をして掃除と整理をするのですが、それもつかの間、しばらくするとまた奥の細道状態。キレイ好きには許しがたい光景です。
 言われるまでもなく分かっているのです。こまめに掃除をすればいいのです。 ところがやらない。キレイ好きの掃除苦手というのは悲劇的です。
 
考えるに、この掃除苦手という性格はたぶんに母親から受け継いだもののようです。母はあまり掃除や片付けが得意ではないようでした。そういえば、幼い頃遊びに行った母の実家もあまり片付いてなくて雑然としていた記憶があります。そういう遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。
 でも、その母の実家はいつも人が気軽に集まってきてにぎやかに笑顔の絶えない家でもありました。掃除は苦手でも小さな事にこだわらないおおらかな人柄と家風が周りの人をひきつける魅力を持っていたのでしょう。
 
そうだ、部屋が片付いていなくても、多少ホコリがあってもいいのかもしれない。
などと、掃除苦手を居直ってみたものの、取り合えずこの机の書類の山は何とかせねばぁ〜(~_~;)

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